こんにちは、黒川あさひです。
先日、第二子となる女児を出産しました!
二人目なので、上の子のときの経験もあるし何とかなるだろうと思っていました。
しかし、上の子の出産のときとは全然違いました。やはり、出産ってほんと千差万別なんだなと思いました。
つわりも、全然違ったしね…。
▼第二子のつわりの様子はこちら
出産までの流れは、上の子のときは、陣痛→病院に行き出産というオートドックスな流れでした。
▼第一子の出産レポはこちら
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今回もそうだろうと勝手に思ってたのですが…まさかあんなことになろうとは。
予約しておいた陣痛タクシーも、ダウンロードしておいた陣痛アプリも使わずじまいに終わりました。
二人目の出産の様子を書いていきたいと思いますので、
二人目の出産ってどんな感じ?
陣痛から出産まで早いの?
と不安に思っている方の参考になったら嬉しいです!
目次
【出産日当日】妊婦健診で内診後に先生からまさかの言葉!?
※出産日当日からレポが始まる時点で、察してください(笑)
この日は、37週の妊婦健診でした。
実は、前日にも健診をしていて、いつもどおりNSTをしたのですが、そのとき胎動が少なかったということで、念のため翌日また来てくださいと言われていました。
NST(ノンストレステスト)とは
そのときに、「そのまま入院の可能性もあるので、荷物は準備しておいてください」とも言われました。
ただ、このとき私はそこまで深く考えていませんでした。
胎動が少なかったのも、たまたま赤ちゃんが寝ていただけだろうし(実際に、家に帰って胎動を測りましたが異常はなかった)、明日は健診が終わったら帰れるだろうと思っていました。
翌日、とりあえず入院の準備だけはしておき、バッグをわかるようにリビングの真ん中などんっと置いて健診に向かいました。
予想どおり、NSTの結果は問題なし。
「やれやれ、あとは内診が終わったら帰れるぞ」と安心していたのですが…内診をした先生から衝撃の言葉が。
「あれ?子宮口4センチ開いてるね。昨日は2センチだったんだよね、それとは全然違うね」
「このまま、入院しましょう。そんで、今日産みましょう!」
入院する覚悟は少しだけしていましたが、まさかの今日出産!?
まだ37週に入ったばかりだよ?確かに生産期だし、赤ちゃんの体重も2600gはあるけど…大丈夫か??
そのあと、先生から促進剤を使うことの説明がありました。
先生の話を聞きながら、
「とりあえず、誰かに荷物を持ってきてもらわないと…おーちゃん(旦那)はすぐ来れるだろうか」
と先生の話よりもそっちの心配をしていました。
すぐに旦那に、LINEで連絡。
既読にならなかったので、旦那のお母さんに頼むことに。
電話をしたらすぐに出てくれて、「わかった、持って行くわ」と言ってくれました。
【出産直前】分娩室に移動 促進剤を使って陣痛を待つ
会計を済ませ受付で待っていると、担当の助産師さんが来て病棟まで案内してくれました。
案内されたのは、いきなり分娩室。出産する部屋です。
分娩室とは言っても、分娩台の横に長いソファーがあり、付き添いの人たちも一緒に入れるようになっていました。
手術室というよりも、病室と言ったほうが近いかもしれません。
準備をしていると、旦那から電話が。
「今日はこのまま早退して病院に向かうわ」と言ってくれて、ちょっと安心しました。
もともと立会い出産は希望してなかったけど、旦那とお義母さんが近くにいてくれるなら心細くはないなと思いました。
支給されたパジャマとショーツに着替えて、分娩台の上へ。
促進剤の錠剤を一錠飲んで、陣痛を待ちましょうとのことでした。
旦那とお義母さんが到着し、まだこのときは談笑する余裕がありました。
昼になったので、昼食をとりました。この日のメニューは、ゴマだれがかかったトンカツ!
あいかわらず食欲はあったし、陣痛が強くなる前に!と全部たいらげました。
食べ終わって一息…というところで少しずつ痛みが。
「あーこんな感じだったな」と思いましたが、まだこのときはちょっと我慢すれば大丈夫なレベルでした。
【出産】いよいよ出産! 陣痛から出産までの時間はやっぱり早かった
だんだんと、顔を歪めるくらいの痛さになってきました。
促進剤は1時間に一つのペースで飲んでいきます。たぶん、ここらへんで二つ目を飲んだ気がする(曖昧)。
旦那とお義母さんはここで退出。
陣痛間隔も近くなってきて、休まるときがあまりないという感じに。
それでも、助産師さんが体に手を置いてくれると、すごくリラックスできて一瞬でも呼吸が落ち着くので、やっぱり助産師さんすごいわ…と思いました。
途中で一回、院長先生が内診してくれて、グリグリと押してくれました。
このときで子宮口は6センチくらい開きました。
「あーまだ6センチか…まだ陣痛が続くのか…」と軽くショック。
助産師さんが、
「赤ちゃんの頭の位置が定まらないんだよね、位置が決まれば出てくるんだけど」
「一回、四つん這いになろうか」
と言い、四つん這いの体勢に。
最初は、「あ、この体勢楽だな」と思いましたが、あいかわらず陣痛はどんどん痛くなってくるので、結局しんどかったです。
四つん這いでしばらく耐えた後、また横になりました。
すると、いきむ感覚が。
「え?いきんでいいの?大丈夫?」と思っていると、助産師さんが、「全開になったからね、そうそう、そのままでいいよ」と言ってくれたので、力を入れました。
別の助産師さんが、ピッチで先生に連絡を入れているのが見えました。
「あ、もうすぐだ」と思っていたら、ズルンという感覚が。
「おめでとうございます!」と赤ちゃんを胸に置かれました。
もう産まれた?というのと、これで陣痛から解放された安心感で頭の中は混乱。
でも、赤ちゃんを見ていると、自然と口から「よかった…よかった…」と言っていました。
ここで、ようやく先生が登場。
股をさーっと縫って、「早くてよかったね、おめでとうございます!」と言って去って行きました。
赤ちゃんは奥で計測をし、私は持ってきたパジャマに着替えました。
タオルに包まれ、頭に帽子を被らされた赤ちゃんが戻ってきて私の横に置かれました。
その後、旦那とお義母さんが部屋に入ってきました。
2人に、産まれたばかりの赤ちゃんを見てもらえてよかったなと思いました。
助産師さんに、「陣痛はいつからあった?」と聞かれ、「ご飯食べてるときくらいですかね」と言ったら、「じゃあ12時からで計算しとくね」と言われました。
結局、分娩所要時間はなんと2時間半でした!
前回が8時間でしたが、それをも上回る記録。
促進剤の影響もありますが、やはり第二子は早いんだなと改めて思いました。
特に、全開になってからはそれこそ数十秒で産まれたのでビックリしました。
だからこそ、ある意味、健診後にそのまま入院してよかったのかもと思いました。
病院に着く前に出産とかになってしまったら洒落にならないし…
【出産後】出血多量で部屋に戻れず…尿カテーテルも挿入
前回も初産にしてはまあまあの短時間で出産しているので、周りの人からは「楽だったでしょ?いいなあ」と言われることもあります。
でも、短時間の出産はリスクもあるわけで…特に出血が多くなりやすいです。
今回は、前回にも増して出血が多かったようです(胎盤を含めて1リットルほど出たそうです)。
普通は2時間の安静後に部屋に行くことができるのですが、部屋に行くのに6時間ほどかかりました。
しかも、尿が出ないということで、尿カテーテルを挿入されてしまったので、翌日の朝まで歩くことができませんでした。
一応、ご飯も食べられますし、スマホでメールしたりという動作はできるけど、やはりベッドから動けないのはしんどかったです。
【まとめ】今回の出産でよかったこと・悪かったこと
心の準備もほとんどできないまま、あっという間に終わってしまった第二子の出産。
個人的に、よかったこと・悪かったことをまとめてみたいと思います。
今回の出産でよかったこと
- 陣痛が来る前に入院したので、いつ陣痛が来ても大丈夫という安心感があった
- 出産前にご飯が食べられた
- 昼間の出産だったので、旦那とお義母さんがすぐに駆けつけてくれた
- 陣痛の時間が短くて済んだ
- 出産が終わって落ち着いた頃に夜ご飯が食べられた
- 夜には部屋に入れたので、そこから朝までゆっくり体を休めることができた
今回の出産で悪かったこと
- 心の準備ができていなかった
- 入院の荷物を持ってきてもらうように頼まなければいけなかった
- 出血多量のため、なかなか入院する部屋に行けなかった
- 子宮にガーゼを突っ込まれたのが、陣痛と同じくらい痛かった!
- 早く産ませたからなのか、赤ちゃんの酸素濃度が安定しなかった(翌日の昼にようやく安定して対面することができた)
最後になりましたが、出産に立ち会ってくださった先生、助産師さん、ありがとうございました!
ずっと付き添ってくれた旦那、お義母さん、ありがとう!
そして、無事に産まれてきてくれた娘に感謝です。
これから、家族4人で頑張っていきます!