勉強・資格試験

【登録販売者試験】語呂合わせの作り方のコツ【暗記できない人必見!】

こんにちは、黒川あさひです。

 

私は、2ヶ月間の独学の勉強で「登録販売者試験」に合格しました。

※その時におこなった勉強法についてはこちらの記事で紹介していますので、よかったら見てください。

 

登録販売者試験では暗記する項目が多く、「なかなか覚えられない!」と嘆いている方も多いのでは?

実際に勉強してみて「暗記すべき項目をいかに覚えられるか」が合格を左右するなと感じました。

私がたった2ヶ月間の勉強で合格できたのは、「語呂合わせによる暗記」を実行したからです。

 

とはいえ、「語呂合わせなんて、歴史の年号を覚えるときにしか使ったことがない」という方もいると思います。

ここでは、そんな語呂合わせ初心者の方に向けて、

誰でも作れる「語呂合わせの作り方のコツ」を紹介していきます。

また、「語呂合わせを使って勉強するメリット」も合わせてお話ししていきます。

 

勉強をしていても「なかなか覚えられない」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!

 

【Youtube】に動画を投稿しています

この記事の内容について、動画で紹介しています。

動画のほうが理解しやすいと思う方は、ぜひこちらも見てみてください!

 

「語呂合わせ」を使って勉強するメリット4つ

「語呂合わせを作るのって、めんどくさいし時間がかかりそう」と思う方もいるかもしれません。

確かに、「語呂合わせを作る」というアクションを一つ挟むので、時間はかかります。

しかし、語呂合わせを作ることで覚えやすくなり、結果的に早く覚えることができるのです。

早く覚えられること以外にも、語呂合わせを使って勉強するメリットはいくつかあるので、順番に紹介していきます。

 

語呂合わせを使うメリット①:覚えやすい

もはや説明することでもないですが…(笑)

 

覚えやすいことに加えて、忘れにくいということもメリットの一つです。

なので、特に「登録販売者試験」のような短期間の勉強に効果があります。

 

例えば、今日作った語呂合わせを一年後に覚えているかというと…ちょっと厳しいかもしれないですよね。

でも、2ヶ月後だったら何とか覚えていられそうだと思いませんか?

このように、短期間の勉強には「語呂合わせ」を活用すると、成果が出やすいと感じます。

 

語呂合わせを使うメリット②:勉強のやる気がアップする

語呂合わせを使うことで、勉強し始めにモチベーションが下がるのを防ぐことができます。

 

どういうことかというと…

最初は「頑張って勉強するぞー!」って意気込んでいたのに、

いざ勉強を始めると「覚えられない…私にはこんなの無理!」って思ってしまう方って多いのでは?

最悪、勉強を止めてしまい資格試験自体を諦めてしまう…なんてことになってしまいます。

 

そこで、まず「語呂合わせ」を使って無理やりにでもいくつか覚えてしまうのです。

そうすると、全部ではなくても問題が解けたりします。

「私でも問題が解けるんだ!」とモチベーションが上がり、その後の勉強をスムーズに進めることができるのです。

 

語呂合わせを使うメリット③:息抜きになる

語呂合わせを作ることが、勉強の合間の息抜きになります。

 

勉強というと、「問題を解く」「ノートにまとめる」という作業が思い付きますが、続けているとやはり単調になってしまいます。

そんな単調作業の中で「語呂合わせを作る」作業は、ある意味息抜きとも言える存在。

勉強内容とは無意味なことを考えるので、勉強で息が詰まっている状態からリラックスすることができます。

 

私は、まとめノートの隙間に語呂合わせを書いていました。

他にも、語呂合わせ用のノートや、ふせんに書くという方法もいいと思います。

そこで、そのノートやふせんを自分のお気に入りのものすると、さらに勉強が楽しくなりますよ!

楽しみながら勉強できる方法を、ぜひ探してみてください。

 

語呂合わせを使うメリット④:深く考えなくてすむ

語呂合わせを使って勉強することで、深く考えすぎて時間がかかってしまう状況を防ぐことができます。

 

特に、2~3ヶ月という短期間での勉強で合格を狙いたい方は、「考えすぎない」勉強をしましょう。

勉強をしていく中で、「あれ?テキストと解説の内容が違う」とか悩んでしまうことがあると思います。

考えながら勉強することはいいことなのですが、そこに時間がとられすぎるのはよくないです。

 

登録販売者試験は、覚えることが膨大。

考えて時間を取られるくらいなら、その時間で語呂合わせを使って一つでも多く覚えたほうがいいです。

知識を定着させるために、ある程度考えることは必要ですが、わからないならすっ飛ばしてもいいかなと思います。

 

語呂合わせの作り方の手順

ここから、語呂合わせを作る手順を説明していきます(手順とは言ってもかなり簡単ですが…)。

やみくも作るのではなく、覚えやすいように考えながら作るのがコツです。

 

語呂合わせを作る手順①:グループ分けをして覚える部分を決める

まずは、覚える部分を決めることからスタートします。

例えば、歴史の年号の語呂合わせであれば、「鎌倉幕府」=「1192年」というように一対一で覚えることが多いです。

しかし、登録販売者試験では、いくつかの項目をまとめて覚える必要があります。

そこで、覚えるべき項目をグループに分けるのがポイントです。

 

ここで、一つ例を挙げます。「解熱鎮痛薬」の成分のところです。

以下のように、まずは箇条書きでざっと書き出してみましょう。

 

大見出し(◆)が、サリチル酸系、アセトアミノフェン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリン。

サリチル酸系の中に中見出し(・)で、アスピリン、サザピリン、サリチルアミド、エテンザミドの4つが入っているというイメージです。

(※図では、「エテンザミド」が「エテンアミド」になっていますが、これは間違いです)

わかりやすく色で分けると以下のようになります。

 

大見出しの4つの成分と、中見出しの4つの成分を、それぞれ覚えると決めます。

その上で、語呂合わせを作っていきます。

 

語呂合わせを作る手順②:特徴のある文字をつなげてみる

ここからようやく語呂合わせの作り方の核心についてお話しします。

基本の作り方ですが、特徴のある文字をつなげてみるということから始めてみてください。

 

もう一度、先ほどの例を出します。

まず中見出しを覚えるときですが、「特徴のある文字」の色を変えてみました。

 

語句の後ろの「ピリン」や「アミド(ザミド)」は共通している部分なので、そこは省きます。

それ以外の文字をつなげて、無理やり文章にすると、以下のような文章ができます。

 

もう一つ、今度は「大見出し」を例に出します。

特徴のある文字がない場合は、とりあえず最初の文字を抜き出してみます。

「イブプロフェン」とイソプロピルアンチピリン」は両方とも最初に「イ」がつくので、次の文字を選びました。

 

これも先ほどと同様に、抜き出した文字をつなげて文章にします。

少ない文字数でもちょっとでも思い出せる手がかりになればいいので、こんな感じで無理やり作ってみてください。

 

語呂合わせをさらに覚えやすくするためのポイント

語呂合わせの作り方についてお話ししましたが、

語呂合わせだけでは覚えにくい、という部分も出てくると思います。

そこで試してみてほしいのが、「イメージで覚える」ということです。

どういうことかというと、語呂合わせで作った文章の映像を頭の中でイメージするのです。

 

先ほどの例で言うと、「明日、さざ波が去り散るとそこはエデン」ですが、

何となくでいいので海辺に楽園が広がっているというイメージです。

 

このように語呂合わせの文章を頭の中でイメージすると、他の項目を覚えるときに役立ちます。

例えば以下の項目を追加して覚えたいとします。

「アスピリン」と「サザピリン」→「ライ症候群」発症の恐れがある

ここで、先ほどの海辺のイメージに、「雷雨(ライ)」のイメージを追加します。

(さざ波と雷雨ってちぐはぐな感じもしますが…)

このようにイメージから芋づる式で、関連する項目を覚えることができるのです。

 

また、イラストを描ける方は、イメージをイラストにしてしまうのもいいです。

私もまとめノートには積極的に(?)イラストを描くようにしていました。

 

語呂合わせの作り方のコツ:まとめ

登録販売者試験で使える「語呂合わせの作り方のコツ」をお話しさせていただきました。

少しでも勉強するときの参考になったら嬉しいです!

 

冒頭でもお話ししましたが、【Youtube】で登録販売者試験の勉強法について紹介しています。

登録販売者試験に限らず、「時間がない中でも効率よく勉強する」ときに役立つ情報を発信しています。

よかったら、こちらも見ていただけると嬉しいです!