こんにちは、黒川あさひです。
この度、【転職鉄板ガイド】様からお話をいただき、記事の感想を書かせていただくことになりました。
転職情報サイトである【転職鉄板ガイド】は、転職に関するさまざまな情報を発信しています。
転職サイトの口コミや、転職に有利な資格の紹介など、「転職を考えたことがある人」であればどれも参考になる記事ばかりです。
また、女性の働き方についての記事も多く、共感しながら読ませていただきました。
その中の記事の一つ「転職は婚約中?結婚後?同時?どれが一番いいの?」の感想を書かせていただきます。
私自身、結婚を機に転職をしたので、その経験もふまえて書いていきたいと思います。
目次
転職鉄板ガイド「転職は婚約中?結婚後?同時?どれが一番いいの?」の概要
こちらの記事では、
- 転職のタイミングはいつ(婚約中・結婚後・同時)がいいのか
- 結婚を機に転職を考えた女性が、どのように転職活動をしたか
について書かれています。
結婚を理由に女性が仕事を辞めるときの年齢は、25~29歳の割合が一番多いそうです。
この年代の女性が転職活動をするときに不安なのは、「新婚の女性はすぐ妊娠すると思われて、嫌がられるのでは?」ということではないでしょうか?
また、出産後も働き続けたいと考えた場合、「育休や時短制度は整っているのか?」ということも気になりますよね。
結婚を機に女性が転職をするのって、考えなければいけないことが多すぎて…本当に大変です。
転職のベストのタイミングはいつ(婚約中・結婚後・同時)か?
記事のアンケートでは、転職のベストなタイミングは「結婚後」が66%と最も多い結果でした。
結婚後、落ち着いてから転職をする人が多いようです。
転職活動は、体力的にも精神的にもきついです。
新居への引っ越し、結婚式、新婚旅行などがすべて終わっていれば、余裕をもって転職活動に力を入れることができます。
一方、私は転職活動を結婚する前から始めていました。
「結婚前」と書きましたが、厳密に言うと、入籍はしていましたが結婚式はまだしていないという状態でした。
簡単に、結婚して転職するまでの時系列を書いてみると、以下のようになります。
- 婚姻届けを提出
- 前の職場を退職
- 新居へ引っ越し
- 結婚式・新婚旅行
- 新しい職場で働きはじめる
転職活動は、
前の職場に在籍中に、履歴書を送る
→新居に引っ越した後に、面接を受ける
というスケジュールでおこなっていました。
上の時系列でいうと、2~3の間ですね。
注意
私の場合、中距離恋愛の末の結婚だったので、必然的に新居に引っ越してから面接を受けることになってしまいました。
ただ、結婚前の転職活動は、結婚の準備と重なってしまうデメリットがあると記事では書かれています。
私も、結婚準備の合間を縫って履歴書を書いていて、やはり大変だった記憶があります。
結婚前に転職活動を始めてよかったこと
私は、結婚前から転職活動をしてよかったと思っています。
なぜなら、早めに転職したおかげで20代のうちに一人目の子どもを出産できたからです。
さらにありがたいことに、産休・育休制度を使うことができたので、現在も同じ職場で働くことができています。
今度は、転職をしてから出産をするまでの時系列を書いてみます。
- 新しい職場で働きはじめる
- 入社して約一年後、妊娠が発覚
- 入社から約一年半後に産休→出産
- 約一年間の育休を経て復帰
入社して一年後に妊娠したことについて賛否両論はあるかと思いますが、私はこのタイミングで出産できてよかったと思っています。
というのも、第一子を出産したのはギリギリ28歳のときでしたが、新生児の育児は想像以上に大変だったからです。
育児は体力勝負だということを、身をもって実感しました。
人によって差はありますが、年齢が上がるにつれて体力は落ちてきますからね。
厚生労働省によると、第一子を産んだときの母親の平均年齢は30.7歳(2018年)だそうです。
冒頭でも書いたように、結婚を理由に女性が仕事を辞めるときの年齢は25~29歳が多いです。
「20代後半で転職、30歳くらいで出産」と考えると、時間に余裕がないことがわかっていただけるでしょうか?
現在では一年間同じ職場で働いていれば、育休制度が適用されます。
出産後も働き続けたいと考えているのであれば、ある程度の期間は妊娠せずに仕事に集中する必要があります。
そのためには、できるだけ早めに転職をして実績を積むのがベストだと考えます。
「結婚の準備で余裕がない!」という人でも、
- 求人情報をチェックする
- 職務経歴書を作成する
- パートナーと結婚後の生活について話し合う
など、できることをやっておくと後が楽になると思います。
結婚後も仕事は続けよう!共働きはメリットのほうが大きい
結婚後に落ち着いてから転職活動を開始した場合、もし転職先がなかなか決まらないと、
「いっそのこと先に出産をして、子育てが落ち着いてから働こうかな」
と考えてしまう人もいるのではないでしょうか?
確かに、新婚の女性の転職は難しいと言われていますが、あきらめてしまうのはもったいないです。
夫婦で共働きをすることは、大きなメリットがあります。
私が一番実感しているメリットは、二馬力でお金を稼ぐことができる点です。
子どもが産まれると、独身のときと同じように働くことは難しくなります。
時短制度を適用している職場もありますが、働く時間が減る分、給料も減ってしまいます。
なので、子どもが産まれるまでに、二人で稼いでお金を貯めておくことをおすすめします。
私たち夫婦は、子どもが産まれたのを機に仕事をセーブし、ほぼ定時に帰れるような勤務形態にしています。
ただ、子どもが産まれるまでは、夫婦で早番、遅番、当直の時間外勤務をこなして必死でお金を稼いでいました。
貯金しておいたおかげで、今は手取りが少ないですが精神的に安定しています。
ただ、夫婦で共働きをするには、家事の分担が不可欠です。
子どもが産まれてからも働き続けたいと考えているのであれば、「仕事と家事の両立」は新婚のときから男女ともに身につけておきたいです。
記事内では、女性が転職活動で重視するポイントとして「ワークライフバランス」がもっとも多いという結果が出ています。
近年では、女性だけでなく男性にも「仕事も家庭も大事にしたい」という考えが浸透してきています。
職員のワークライフバランスを重視している企業も増えており、出産後も長く働きたいと考えている女性が働きやすい環境は徐々に整いつつあります。
ですので、「新婚だから…」と気後れする必要はなく、転職活動に前向きに取り組んでほしいなと思います。
結婚を機に転職を考えた女性が、どのように転職活動をしたか
記事内では、結婚を機に転職をする女性が転職をするときのアドバイスについて書かれています。
面接での注意点として、以下の三つがあげられています。
- ライフスタイルの変化や転居などは正直に伝える
- 長く働きたいという意欲をアピールする
- 出産の予定の答えは準備する
特に、新婚の女性であれば「出産についてはどう考えているか」という質問は覚悟しておいたほうがいいでしょう。
答え方に迷うかもしれませんが、私はできるだけ正直に答えたほうがいいと思っています。
「いずれは子どもがほしい」と考えているのであれば、正直に言ってしまいましょう。
正直に言ってしまったほうが、長い目で見ると働きやすくなるからです。
しかし、転職してすぐに妊娠となってしまっては迷惑がかかりますので、
- しばらくは仕事に集中するつもりである
- 産休・育休を取り、出産後も働くつもりである
この二点をしっかり話した上で、「子どもがほしい」ことを伝えるといいと思います。
また、こちらから「小さい子どもがいて働いている職員さんはいますか?」と質問するのも手です。
職場の雰囲気がわかりますし、長期的に働きたいというやる気をアピールできます。
出産の予定に限らず、面接ではどのような質問であっても、正直な思いを伝えることが重要です。
最後に
鉄板転職ガイドより、「転職は婚約中?結婚後?同時?どれが一番いいの?」の感想を書かせていただきました。
元の記事のこちらから読むことができますので、ぜひチェックしてみてください。
この記事以外にも、ためになる記事が多く掲載されています。
今の働き方に疑問を感じている人は、ぜひ読んでみてください!