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一人っ子歴30年の私が「選択一人っ子」について物申す!選択一人っ子を考えている方に知っておいてほしいこと

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こんにちは、黒川あさひです。

 

以前、「一人っ子は本当にかわいそうか」という記事を書きました。

 

この記事を書いたのは、上の子が産まれたばかりのときでした。

その当時は、「子どもを産んで育てるのって…想像以上に大変!」

ただそう思っていて、二人目を考える余裕なんてまったくありませんでした。

 

しかし、二人目を出産して約1年弱二人の子どもを育てた今、考え方が少し変わりました。

考え方が変わったというか、

「私って思った以上に「一人っ子コンプレックス」を感じていたんだな」

と改めて実感したのです。

二人の子どもの親になった今、やっとコンプレックスから解消したのかもしれません。

 

いい歳した大人が、一人っ子が嫌だなんてみっともない、何を今さら…って思う方もいるかもしれません。

「兄弟なんて、そんないいものじゃないよ」と思う方もいると思います。

そんなことは百も承知です。

でも!一人っ子の苦悩は一人っ子にしかわからないのです。

 

最近は、産めるのにあえて子どもを一人っ子にする「選択一人っ子」が増えているそうです。

このご時世ですし、そう考える気持ちもよーくわかります。

でも…一人っ子の私からすると、その考え方は少しだけモヤモヤしてしまいます。

「産めるのになんで産まないの!?」責めているわけでは決してありません。

ただ、子どもを一人っ子にするのであれば、一人っ子の苦悩も理解した上で決断してほしいなと思うのです。

 

「一人っ子」は嫌だった?→【回答】両親には愛情いっぱいに育てられましたが、嫌でした。

よく、掲示板などで、

「子どもを選択一人っ子にしたい。一人っ子の方、一人っ子で嫌だったことはありましたか?」

という質問をよく見かけます。

 

質問者さんはきっと、

「一人っ子で嫌なことは一つもなかったよ!」

「一人っ子で幸せだったよ!」

という回答を期待しているのだと思います。

 

もちろん、本当に心から一人っ子の自分に満足している人もいるでしょう。

でも、全員がそうではないことは、理解していてほしいのです。

 

だったら、「親が愛情を目一杯あげて育てれば大丈夫では?」と思うかもしれませんが、そういう問題でもありません。

私の話をします。

私の母は、不妊治療を機に仕事を辞めてからずっと専業主婦でした。

家に帰れば、必ず母がいる環境。

わがままもある程度聞いてくれて、最低限のこと意外は叱られた覚えがありません。

母とはいろんなことを話して、一緒に買い物をしたり、ご飯を食べたりしました。

結婚した今はほとんど会うことはないですが、電話をすれば話は弾みます。

母とは「親子」というよりもまるで「姉妹」のような仲の良い関係です。

 

そんな私のことを愛情いっぱいに育ててくれた母でも、兄弟の代わりにはなりませんでした。

母は母でしかないんです。こればかりはどうしようもない。母が悪いわけでは一切ありません。

母は私がさみしい思いをしないようにたくさん努力してくれたと思います。

それでも、私は兄弟がほしいとずっと思っていました。

 

なぜ「一人っ子」が嫌だったの?→【回答】周りに一人っ子がおらず気持ちを共有できなかったから

一人っ子が嫌だったか、そうでなかったかは、結局は子ども本人の性格や周りの環境に大きく左右されます。

私が一人っ子が嫌だと感じていた原因は二つあります。

  • 人の目を気にして、周りと違うことに不安を覚えてしまう性格だった
  • 友人に一人っ子の子がおらず、気持ちを共有することができなかった

逆に、周りに一人っ子がいなくても気にならない、もしくは一人っ子同士で仲良くなり気持ちを共有できる人は一人っ子でも満足なのかもしれません。

 

子どもの性格と周りの環境は、実際に子育てをしてみないとわからないことがほとんどです。

(ただ、環境に関していえば、例えば高級住宅街に隣接した幼稚園を選ぶとか…ある程度選択することは可能ですが)

こればかりは、親の努力でどうにかなる問題ではないのです。

 

「選択一人っ子」を考えている親御さんに知っておいてほしいこと3つ

「親の努力が無意味なら、どうしたらいいんだ!」と思いますよね。

なので、こんな妄想をしてみました。

今の私が、「この子を一人っ子にしていいのか…」と悩んでいる昔の母に会いに行けるなら、何を伝えたいのか?

もちろん、「無理をしてでも、もう一人産め!」なんて酷なことは口が裂けても言えません。

ただ、当時の母に知っておいてほしいなと思うことを3つ選んでみました。

 

知っておいてほしいこと①:子どもが「兄弟がほしい」と思う可能性は0ではない

私が「選択一人っ子」を考えている親御さんにまず言いたいのは、

どれだけ子どものことを考えて育てても、子どもが「兄弟がほしい」と思う可能性は0ではないということです。

先ほどと重複しますが、「私が愛情をかけて育てれば、兄弟をほしがることはない」という確信は捨ててください。

 

おそらく兄弟がいる人は、一人っ子に憧れているでしょう。

「おもちゃもお菓子もひとり占め!うらやましい!」

「私の弟、いらないからあげるよ」

幼少期に友達から、このようなことを何百回も言われました。

なので、兄弟のいる人ほど、「一人っ子の我が子は幸せだ」と思い込んでしまう傾向があるのかもしれません。

 

ネットで検索してみても「一人っ子最高!」「一人っ子で何が悪いの?」という選択一人っ子の親と見られる投稿が目立ちます。

「「子ども自身も一人っ子でよかった」って言ってます~」という投稿もよく見かけますが…果たして本心でしょうか?

親の知らないところで「やっぱり兄弟がほしいな」と思う場面があったとしても、親に気をつかって言えないだけかもしれませんよ(私がそうでした)。

 

知っておいてほしいこと②:一人っ子の苦悩は、親目線と子の目線では異なる

「選択一人っ子」を考えている親御さんに知っておいてほしいことの二つ目は、

一人っ子の苦悩は、親の目線と子の目線ではまったく異なるということ。

 

一人っ子の子どもを持つ親の悩みのほとんどが、「一人っ子だと集団生活で周りになじめないんじゃないか」というものなんですよね。

でも、これって当の本人はまったく悩んでいないことがほとんどです。

私は幼少期から大人しい性格で、幼稚園では友達がほとんどいませんでした。

しかし、それに対して嫌だとかさみしいとか思ったことはありません。

中学生くらいになると、大人しい性格や友達が少ないことに対してコンプレックスがありましたが、「私が大人しいのは一人っ子だからだ!親が憎い!」という考えにはなりませんでした。

 

「一人っ子」と「大人しい性格」に因果関係はないと思っていました。

つまり、仮に我が子が大人しく集団生活に馴染めなかったとしても、それを悩むのは親だけであって、本人は気にしていないことがほとんどだということです。

 

一方、一人っ子本人の悩みは何かというと「周りの友達は兄弟がいるのに、自分だけいないのは何かさみしい」が大半ではないかなと思います。

ちなみに、「一人っ子がさみしい」という悩みは知恵袋などで検索すると出てきます(投稿者は中学生~高校生が多いかな)。

このような子ども自身のリアルな悩みは、ぜひとも目を通しておいてほしいなと思います。

数年後、我が子が同じような悩みを抱えていたら…と考えておくのは大事なことです。

 

知っておいてほしいこと③:「兄弟」は自分で生み出すことは不可能である

「選択一人っ子」を考えている親御さんに知っておいてほしいことの三つ目は、

「兄弟」は自分で生み出すことができないということ。

「子どもは親を選べない」とよく言われますが、「子どもは兄弟の有無を選べない」のも事実。

これは自分の努力ではどうにもなりません。

 

例えば、お金であれば、高校生くらいになればバイトをしてお金を稼ぐことも可能です。

でも…兄弟を自分で作ることはできません。

(バカなことを言ってるのは百も承知ですが、作れるもんなら作りたかったですよ!)

(昔から兄弟がいる妄想はよくしてました。生き別れの義理の兄弟が急に現れないかな?とか…漫画の読みすぎですね)

 

兄弟を作ってあげられるのは両親だけ。

当たり前のことですが、認識してほしいことの一つです。

 

【まとめ】一人っ子は悪いことではない!だけど「一人っ子=幸せ」という価値観を決めつけないでほしい

一人っ子自体は悪いことではありません。

もちろん、ご両親の事情もありますし「選択一人っ子」という考えを否定する気はありません。

キャパオーバーなのに3人も4人も子どもを作る家庭に比べれば、家族計画をしっかりとしていてえらいなあと思います。

 

ただ、「一人っ子だから絶対に幸せだろう」という価値観を決めつけないでほしい!ということを声を大にして言いたいのです。

兄弟がいても、一人っ子でも、どちらにもメリット・デメリットがあります。

兄弟がいてよかったと思う人もいれば、いらなかったと思う人もいる。

一人っ子でよかったと思う人もいれば、兄弟がほしかったと思う人もいる。

 

自身の性格や環境によって、考えは変わります。

自分の子どもがどのような考えになるのかは、誰にもわからないのです。

 

(少し厳しいことを書きましたが、これが一人っ子で生きてきた私の本音です。気分を害されたら申し訳ございません。)



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