音楽

個人的に歌詞がいいと思う歌謡曲を8曲選んでみた

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こんにちは、黒川あさひです。

 

以前、歌謡曲のランキング記事を書きました。

個人的に書いていてとても楽しかったので、今回は、歌詞が好きな曲をランキングにしてみました。

前回と同様、歌謡曲縛りでランク付けしました。

 

1.やさしさ紙芝居  水谷豊

作詞:松本隆

作曲:平尾昌晃

 

相棒で有名な水谷豊さんの曲。

「カリフォルニア・コネクション」が有名ですが、僅差でこちらのほうが好きです。

 

イントロがはじまったと思ったら突然、「ビー玉 ベーゴマ…」というセリフが入るのが印象的です。

(はじめて聴く人はびっくりするかもしれません)

人生を紙芝居に例えているところが、よくこんなこと思いつくなあと感心します。

どちらかというと、二番の歌詞のほうが好きですね。

三角定規を心に当てて

真っすぐ君へと線を引きたい

陸橋渡って君が消えても

あとには確かな絆が残る

ねぇ君 ぼくはこう想うのさ

人生なんて紙芝居だと

白くて大きな愛のぬり絵を

笑いや涙の絵の具で染める

やさしさ紙芝居

そして誰れもが主人公

紙芝居はもちろん、三画定規、塗り絵、絵の具といった子供のころに身近だったものがいくつか出てくるので、センチメンタルな気分になるんですよね。

 

ちなみに一番の歌詞が「でっかい夕日を 背中にしょって」で始まるのですが、何も考えないと、つい二番の歌詞と混ざって「三画定規を 背中にしょって」って歌ってしまいます。

小学校のときに、黒板の下に大きな三画定規がぶら下がっていましたよね? あれを思い出します。

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2.めぐり逢いロマンス 伊藤敏博

作詞・作曲:伊藤敏博

 

伊藤敏博さんの曲は大好きなんですけど、あまり知られていないのが悲しい…。

シンガーソングライターでありながら国鉄の車掌さんでもあったという、なかなかめずらしい経歴をもつ方です。

歌番組の中継で、駅のホームで歌ったこともあります。

 

一番有名なのは「サヨナラ模様」なのですが、他にもいい曲がたくさんあります。

その中でも、この「めぐり逢いロマンス」は本当に爽やかで聴いていて気持ちがいい曲です。

 

北に住む人 みる夢は

常夏の海 サンゴの島

南に住む人 みる夢は

大地降り積む 雪景色

という歌詞で始まります。

「春を愛する人は~」の『四季の歌』を思い出させます。

 

旅に出て 人は皆

魚や鳥になれるのさ

これはサビの部分ですが、旅をして自由になるという感覚を、魚や鳥に例えるのがうまいなあと思います。

聴くと旅に出たくなる曲です。

 

ちなみに、伊藤敏博さんの曲が聴きたい方は、このベストアルバムがおすすめです。

有名どころは網羅しているので、初心者にぜひ聴いてほしいです。

 

▼こちらの記事では「風色ろまんす」という曲を紹介しています。

 

3.陽だまり 村下孝蔵

作詞・作曲:村下孝蔵

 

村下さんについて語ると止まらないので自重しているんですが、機会があればガッツリ語ってみたいです。

【追記】村下さんの曲を紹介した記事を書きました!

 

村下孝蔵さんは、熊本県水俣市出身のシンガーソングライター。

1999年に46歳の若さで死去されてしまったのですが、残された楽曲と暖かい人柄は今でも多くの人に愛されています。

 

村下さんの作る曲の特徴は、

英語を用いない日本語が美しい歌詞!

そして、アップテンポなのに哀愁の漂う曲調!

さらにさらに、弾き語りのギターがめちゃくちゃ上手い!

これを全部自分でやってますからね。

あさひ
…天才かよ~!天才は早死にするって本当なんだな…

 

今回紹介する「陽だまり」は、高橋留美子先生原作のアニメ「めぞん一刻」のOPに使われていました。

一番好きな歌詞がここです。

歩きだせばこの背中を

追いかけてついてきて欲しい

ああ僕は君一人のためだけの

ひとりぼっちさ

 

…惚れてまうやろー!!好きな人にこんなこと言われたらさ!

「めぞん一刻」にぴったりの、タイトルの陽だまりのように温かくまぶしい曲です。

ちなみにこの曲をヒトカラで歌うと、確実に号泣します。

 

4.つまさき坂  永井龍雲

作詞・作曲:永井龍雲

 

永井さんもそこまで有名ではないですが、すばらしい曲を作られています。

一番有名なのは、「道標(しるべ)ない旅」という曲ですが、その同年に作られたのがこの「つまさき坂」です。

 

一言で言うと、「坂道で昔の恋人とすれ違う」というただそれだけの話なのですが、まるで小説を読んでいるみたいな臨場感があります。

 

私は三番の歌詞が好きです。

随分君も変わったね

薄く口紅も引いてたみたい

お化粧嫌いの君を誰が

そんなに自由に操っているのか

ここだけで、彼女が変わってしまったことに驚く気持ちとか、今の彼氏に嫉妬する気持ちとか、そんないろいろな思いが入り交じっている様子が痛いほど伝わります。

 

5.春なのに 柏原芳恵

作詞・作曲 中島みゆき

 

「春なの~に~」というフレーズが何回も繰り返されるのが印象的な曲。

アイドルソングのような爽やかさもありながら、中島みゆきさん作詞作曲のためか、ちょっとドロドロした感じもあります。

 

舞台は卒業式の日。

片思いをしている男子(先輩?)に、思いを伝えたいけど諦めてしまう複雑な心情がうまく表現されています。

実は最初、二番の歌詞の意味がわからなかったのですが…

卒業しても 白い喫茶店

今までどおり 会えますねと

君の話はなんだったのと

きかれるまでは 言う気でした

記念にください ボタンを一つ

青い空に 捨てます

 

この二人はたまに喫茶店で会うような仲で、卒業しても変わらず会おうと言いたいけれど、自分からは言い出せない。

彼のほうから「君の話はなんだったの」と聞いてくれたら言うけど!

でも聞いてくれなかったから、もう言わなくてもいいか…

という感じなのだと私は解釈しました。

 

確かに、卒業したらよっぽど仲のいい子しか連絡とらないですもんね。

当時はメールもないし、それこそ卒業したらそこで終わりって感じなのかもしれませんね。

 

6.十戒(1984) 中森明菜

作詞:売野雅勇

作曲:高中正義

 

この曲を作詞した売野さんは、明菜のデビュー当初から『少女A』『1/2の神話』『禁区』といった、いわゆるつっぱりソングを手がけていました。

「十戒(1984)」が、最後のつっぱりソングです。

集大成とも言うべき、かなり過激な歌詞となっています。

最初から最後まで男を罵倒するような歌詞が印象的というか、衝撃的な曲です。

 

愚図ね カッコつけてるだけで

何もひとりきりじゃできない

過保護すぎたようね

優しさはき弱さのいいわけなのよ

はっぱかけたげる さあカタつけてよ

やわな生き方を変えれらないかぎり

限界なんだわ 坊やイライラするわ

 

最初から最後までこの調子。

デレはいっさいありません。ツンツンひたすらツン。

「坊や」って言うのは百恵ちゃんくらいかと思ってたけど、とうとう明菜まで(笑)

 

男尊女卑の残る当時にしてみれば、とんでもない歌詞だったんだろうなと思います。

いつの時代でも、女性だったら少しは共感してもらえる歌詞ではないでしょうか。

 

ちなみに、このときの衣装がまた黒いドレスでかっこいいんですよ!

おかっぱ頭の『DESIRE -情熱-』もいいけど、個人的には同じくらい好きなのでぜひ映像で見てほしいです。

 

7.シクラメンのかほり 布施明

作詞・作曲:小椋桂

 

これを聴いて「小椋桂ってすごいな」と思いました。小椋桂さんが作曲した曲の中で一番好きです。

 

真綿色したシクラメン=出会いの時の君

うす紅色のシクラメン=恋する時の君

うす紫のシクラメン=後姿の君

君をシクラメンに例える斬新な発想がすばらしいと思います。

 

あとは、ここの歌詞も好きです。

疲れを知らない 子供のように

時が二人を 追い越してゆく

呼び戻すことが できるなら

僕は何を 惜しむだろう

 

「疲れを知らない子供のように」って昔はピンとこなかったんですけど、子供ができた今ではわかる!!

あっという間にときが過ぎるっていう意味なんでしょうね。

確かに、子供が産まれてからときが経つのが早すぎるもんな…。

 

ちなみに、「かほり」は「香り」のことではなく(昔の言葉で言うと「かほり」ではなく「かをり」だから)、小椋桂さんの奥さんである佳穂里さんのことらしいです。

 

ここからはちょっと余談ですが。

実は、布施明さんと村下孝蔵さんは、昔の人気歌番組『夜もヒッパレ』で共演しているんですよ!

グッチ裕三とモト冬樹も一緒のなんとも濃すぎるメンバーで、『シクラメンのかほり』と村下さんの代表曲『初恋』、他にもいろんな曲をメドレーで歌っていました。

こういう意外なコラボを見られるのが楽しかったなあ…。

 

8.22才の別れ 風

作詞・作曲:伊勢正三

 

これは小学生のときに、母親が持っていたカセットで聴いて以来、ずっと好きな曲です。

ちなみに、風というのはかぐや姫の伊勢正三さんと、猫というグループの大久保一久さんのデュオ です。

かぐや姫は知っている人も多いのではないでしょうか?

南こうせつさんがいるグループで『神田川』が有名ですよね。

 

この曲も『神田川』のようなゴリゴリのフォークソングですが、歌詞が本当にその時代を象徴させるような…。

私はその時代に生きてないですが、「ああ、こんな時代だったんだなあ」と考えさせられます。

 

5年間付き合っていた彼と別れて、おそらくお見合いで別の人のもとへ嫁いでいくことを決意した女性目線の歌詞。

あなたに さようならって

言えるのは 今日だけ

明日になって またあなたの

暖かい手に 触れたら きっと

言えなくなてしまう

そんな気がして

~~中略~~

私の誕生日に

22本のローソクをたて

ひとつひとつが みんな君の

人生だねって言って 17本目からは

いっしょに火をつけたのが

昨日のことのように

 

当時の17歳から22歳って、それこそ今でいう22~27歳くらいの感覚だと思うんですよ。

そんな時期に5年間も付き合って、もちろん結婚も考えていたわけですよ。

そりゃあ簡単に「さようなら」なんて言えないよなあ…つらいよなあ…と。

 

まとめ

個人的に歌詞が好きな曲をランキングにしてみました。

本当はもう2曲くらい書くつもりだったのですが、長くなりすぎたのでやめました(これでも十分長いですが…)。

どれも大好きな曲なので、よかったら聴いてみてください!



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