こんにちは、黒川あさひです。
みなさん、料理するのは好きですか?
私は、結婚するまで8年間一人暮らしをしてきたのですが、ほぼ毎日自炊をしていました。
そう言うと、「さぞかし料理が好きなんですね!」と思われてしまいそうですが、実は料理はあまり好きではありません。
一人暮らしのときの料理と結婚後の料理って、全然違うんですよね。
だから、一人暮らしで料理をしてきたからといって、結婚後もスムーズに料理できるとは限りません。
ここでは、結婚後の料理に必要なことは何なのかお教えします。
目次
ひとり暮らしのときは毎日自炊!でも簡単なものだったら続けられる
私は高校を卒業すると同時に県外の大学に進学し一人暮らしを始めました。
それから結婚するまでの約8年間、場所は転々としましたがずっと一人暮らしでした。
当時、私が一人暮らしをしていることを人に言うと、だいたい決まってこう質問されます。
「普段は自炊しているの?」
また来た、この質問。
「しています」と言うと「えーすごいね!えらいね!」と言われますが、
私は内心「自炊をすることって、そんなにえらいことなのだろうか」と思っていました。
親に「あまりバイトはするな」と言われていたこと(勉強がおろそかになるし体を壊すおそれもあるので)、自由に使えるお金はあまりなかったこと、さらに自分の中に眠っていたどケチな精神が一人暮らしを機に発動し、
私にとって一人暮らしをしたら自炊をするということは当たり前のことでした。
実際に毎日自炊をしてみて思ったのが、「簡単なものだったら毎日続けられる」ということ。
最初はがんばって凝った料理を作っていたこともありました。餃子とか手作りしてみたり…。
学生だから時間はあるといえばあるんですけど、だからといって毎日料理に多くの時間を費やすのはもったいない気がしました。
それよりも、パッと作って食べて他のことをしたい!
なので、できるだけ簡単にできてバランスよく栄養のとれるものを作っていました。例えば、カレー、お好み焼き、焼きそばなどです。一皿で済むものをよく作っていました。
結婚後に必要なのは「毎日コンスタントに料理を提供できる」こと!
では、新婚夫婦にも「毎日自炊しているの?」という質問をするのかと言われたら、答えはNO。
つまり世間では、新婚夫婦は自炊するのが当たり前という感覚なんですよね。
ましてや子供がいる夫婦なんて…。
よく考えたらおかしい話です。一人暮らしのときは買い食いオッケーで結婚した途端「買ってくるなんて!外食なんて!」と言われてしまう。別に、買い食いでも外食でも本人たちがよければそれでいいと思うのですが。
私が言いたいのは、
「料理ができる=料理が作れる」ではないということです。
私が考える「料理ができる」というのは、
毎日コンスタントに食事を用意できることです。
手作りのほうがよいとかそういうのは問題ではありません。
ただ、毎回買い食いや外食ではよっぽどお金を持っている人ではない限り限界がありますので、自然と自炊するという流れになるとは思います。
その自炊にしても手を抜けるところは抜いて、全体的に見てそれっぽい食卓になればいいわけです。
料理が趣味な人に限って毎日料理していない
「趣味は料理」と言う人がいますが、よくよく聞いてみると、
休みの日に材料を買ってきて、シチューなどの煮込み料理を何時間もかけて作っている、ということがあります。
こういう人に限って、平日はコンビニ弁当だったりお菓子で済ませたりしているのです。
料理ができるようにならなきゃと鼻息荒く料理教室に通うよりも、
まず、簡単なものでいいから毎日自炊してみることが一番だと思います。
一人分の料理となると食材を余らせてしまったり、うまく使い切れないこともあるかと思います。
似たような献立になってしまってもそこは気にせず続けることが大事です。
ちなみに私は、焼きそば、カレー、お好み焼きで約三年間ほど乗り切ったことがあります(笑)
調理時間や費用などを感覚的に身につけるためにも自炊はしたほうがいい
私が自炊をして身についたことは、
- 食材の値段がどれくらいか
- 野菜の下処理(固い根菜類はレンジでチンしてから使う等)
- 食材の保存方法(何が冷凍に向くか等)
- 料理に掛かる時間
食材の値段や料理に掛かる時間は、料理をするうえで直接関係はないのかもしれません。
しかし、限られたお金や時間を使って料理をするという意味で、結婚してからは特に重要になってくるように思います。